『力道山未亡人』の詳細情報

力道山未亡人
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タイトル 力道山未亡人
サブタイトル
著者 [著者区分]細田 昌志 [著・文・その他]
出版社 小学館 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 320p Cコード 0095
発売予定日 2024-05-31 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784093891615 判型 46
内容紹介
第30回小学館ノンフィクション大賞受賞作

“戦後復興のシンボル”力道山が他界して60年。

妻・田中敬子は80歳を越えた今も亡き夫の想い出を語り歩く。

しかし、夫の死後、22歳にして5つの会社の社長に就任、30億円もの負債を背負い、4人の子の母親となった「その後の人生」についてはほとんど語られていない──。

〈未亡人である敬子には、相続を放棄する手もあった。
しかし、それは考えなかった。
「そんなことを、主人は絶対に望んでないって思ったんです」
敬子は社長を引き受けることにした〉(本文より)

「力道山未亡人」として好奇の視線に晒され、男性社会の洗礼を浴び、プロレスという特殊な業界に翻弄されながら、昭和・平成・令和と生きた、一人の女性の数奇な半生を紐解く傑作ノンフィクション!

選考委員絶賛!
●辻村深月氏(作家)
「未亡人・敬子さんの人柄がくらくらするほど魅力的」
●星野博美氏(ノンフィクション作家)
「戦後日本の闇の深さを際立たせることに成功した。過去と現在がうまく共存し、そこから日本の変遷が透けて見えた」
●白石和彌氏(映画監督)
「アントニオ猪木や周りの人との関わりも、プロレスファンが読んでも堪らなかった」


【編集担当からのおすすめ情報】
国民的スターとの幸せな結婚生活はわずか「半年」。
22歳で30億円もの負債を背負った「未亡人」――。
何とも壮絶な人物を想像しますが、選考委員・星野博美氏が評したように
田中敬子さんは”フワフワ”していてとてもチャーミングな女性です。

そんな敬子さんの激動の半生を細緻に描いた本作は「第30回小学館ノンフィクション大賞」を受賞しました。老若男女問わず、多くの方に読んでいただきたい1冊です。
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