脳外科医・白石ルネは、意識不明で運ばれてきた男性を、家族の同意のもと延命治療を中止、尊厳死に導く。しかし3年後、ルネを嫌う麻酔医が、ルネは積極的に安楽死させたと病院に告発。身に覚えのないルネだが、やがてマスコミも巻き込む大問題に発展、ルネは逮捕、起訴されるが……医療×法廷サスペンスの新たな傑作誕生!
【現役医師による傑作小説!】 映画『終の信託』周防正行監督 推薦! 「司法は医療を追い詰める。尊厳死、安楽死、 誰が『死』を決めるのか?」
実際の事件を題材にした 医師、患者、家族のリアルな苦悩と葛藤 臨終を巡る、医療現場と司法の大きな乖離――。 治療の見込みがなくなった後、 現代日本で穏やかな死を迎えることはできるのか?
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