『はじめは駄馬のごとく ナンバー2の人間学』の詳細情報

はじめは駄馬のごとく ナンバー2の人間学
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タイトル はじめは駄馬のごとく ナンバー2の人間学
サブタイトル
著者 [著者区分]永井 路子 [著・文・その他]
出版社 文藝春秋 レーベル
本体価格
(予定)
700円 シリーズ 文春文庫
ページ数 224p Cコード 0195
発売予定日 2023-08-02 ジャンル 一般/文庫/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784167920883 判型 文庫(A6)
内容紹介
SNSで話題。累計15万部の伝説の名著が、緊急復刊!


『炎環』『雲と風と』『北条政子』『つわものの賦』……多くの歴史小説を著した著者が、歴史上はほとんど無名・英雄の陰に隠れながらも実力を持ったしたたかな仕事師、〈ナンバー2の男〉の生き方を描きます。

『鎌倉殿の13人』ですっかり有名になった北条義時は、永遠のナンバー2.根っからの権力・政治好きにもかかわらず、あえて表には立たず、したたかに、ナンバー2の生涯を全うした。

源義経。同じくナンバー2でありながら、組織のなかの自分の位置づけが出来ず。華やかなスタンドプレーを繰り広げ、ナンバー1が霞むなど数々の致命的失敗をおかした。

徳川秀忠。家康と三代家光の陰にかくれた秀忠こそが、徳川家の最大の功労者。大名の転封、改易、人員の配置転換など重要な施策を行い、幕府の基礎を固めた。メシよりイロより政治が好き。

他、平家政権の仕掛人「平時忠」、途中入社ゆえに栄光と挫折を味わった「明智光秀」など。

巻末の城山三郎氏との対談には、2024年大河ドラマ『光る君へ』で注目の関白・藤原道長も登場。「この世をば」と詠った彼はナンバー1志向と思いきや、意外にも……。

歴史好きはもちろんのこと、今を生きるビジネスパーソンも必読! 「組織論」本としても読める名エッセイです。
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