『1本60円のアイスを売って会社の価値を4倍にした話 地域限定企業を再生させた経営哲学』の詳細情報

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タイトル 1本60円のアイスを売って会社の価値を4倍にした話 地域限定企業を再生させた経営哲学
サブタイトル
著者 [著者区分]飯塚周一 [著・文・その他]
出版社 徳間書店 レーベル
本体価格
(予定)
1600円 シリーズ
ページ数 184p Cコード 0033
発売予定日 2023-07-01 ジャンル 一般/単行本/経済・財政・統計
ISBN 9784198656416 判型 46変形
内容紹介
新潟県にある「株式会社セイヒョー」という企業をご存じだろうか。
創業は1916年(大正5年)。
実に100年以上の老舗企業が製造・販売するのは地元新潟で長年ソウルフー
ドとして愛される、1本60円(税別)のアイス「もも太郎」である。
全国的な知名度はほぼゼロで、新潟でしか知られていない。ところが、株式会社セイヒョーは投資家の注目を集めている。
 その理由は単純明快。2020年からたった3年で時価総額を約4倍に押し上げるほどの勢いがあるからだ。
 その株式会社セイヒョーの10代目・代表取締役であり、大躍進の立役者ともいうべき、飯塚周一氏は、
「経営に関しては、経験はもちろん何の知識もありませんでした」
 と語る。
 定時制高校を卒業した飯塚氏が、営業畑から取締役に抜擢されたのは2010年5月のこと。そして代表取締役に就任し、右も左もわからないゼロ地点から社長業をスタートさせたのが翌年、2011年5月。この1年の間に、会社に何があったのか――。
これから起業を目指す人、地方で経営に苦しむ人、そうした起業で働くビジネスマン必読の経営哲学を明かす。

1章 設立100 年の歴史が「令和経営」の重しに…
氷の製造からスタートしたセイヒョーの歴史
新潟県民に愛されるアイス「もも太郎」
独立採算制でバラバラの事業所
OEM頼りの売り上げ
コストがかかる土産品商品「笹だんご」

2章 定時制高校を卒業した私が営業で学んだこと
「鍵っ子」が与えたギフト
悪知恵が働く上に憎まれないタイプ
ルートセールスで学んだ”考えること”の重要性
ネガティブな感情をコントロールすることの重要性
積極的かつ、謙虚であれ
従業員に対してあまり口出ししない理由
従業員に求めるのは”当事者意識”

3章 ゼロから出発したからこそできた改革
不毛な取締役会議
社外取締役社長を招くことへのアレルギー
手探り状態のままぶつかった人事の壁
上場廃止か、それとも維持か迫られる選択
うちの会社って、そもそも何なんだ?
原点に立ち返る

4章 地方企業のチャンスは伝統と金融・情報の融合にある
外部からの資本提携を受け入れた会社事情
想定された最悪のシナリオは?
既存の株主をどのように納どのように納得させるか
時価総額が4倍に
掲げたのは「いい会社にしよう」宣言
新潟への思い
目次
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