『新消費をつくるα世代 答えありきで考える「メタ認知力」』の詳細情報

新消費をつくるα世代 答えありきで考える「メタ認知力」
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タイトル 新消費をつくるα世代 答えありきで考える「メタ認知力」
サブタイトル
著者 [著者区分]小々馬 敦 [著・文・その他]
出版社 日経BP レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 312p Cコード 0034
発売予定日 2024-05-10 ジャンル 一般/単行本/経営
ISBN 9784296204953 判型 46
内容紹介
これからの消費を担う中心層として、Z世代に注目が集まっています。しかし、その下に育つ「α世代」が社会の中心となる日も遠くありません。
α世代とは、2010年~24年頃に生まれる世代。24年時点で14歳(中学2年生)以下の若年層を指します。本書はα世代の特性と、彼ら彼女らが社会の中心に躍り出る2030年の消費と社会像の在り方を考察する、国内初の本格的な書籍です。

α世代とZ世代、異なる2つの世代が社会の中心的役割を担う2030年。企業やマーケターは両世代とどのように関係性を築き、社会を盛り上げていくべきか。本書はそのヒントを提供します。
著者の小々馬敦氏が2014年から行う、若者世代の価値観と消費行動に関する調査研究、インテージグループとの「ミレニアル世代・Z世代・α世代 3世代の比較研究」などの産学連携調査から、実際のデータに基づいた考察を行っていることも、本書の強みです。
目次
序章 なぜ今、α世代に注目するのか
 日本の生産年齢人口の現状
 若者は「売り上げを確保するための対象ではない」という視点
 2025年からパラダイムシフトが加速
 本書の読み方

第1章 α世代って何者?
 α世代の定義
 α世代の成長年表
 α世代を理解するための5つの価値観と行動特性
 5つの特性の背景にあること
対談1 ニューノーマルで育つα世代 教育・親との関係性が進化

第2章 データで見るα世代 byインテージ 生活者研究センター研究員 小林春佳
 情報と共に生きるα世代の特徴
 α世代はゲーム機がスマホ代わり?
 α世代の消費を起こす情報源
 α世代4つの消費クラスター
 リコメンド機能を本能的に理解し活用
 日本と世界のα世代の違い
 まとめ
対談2 α世代の“コモンセンス”はZ世代とどう違う? 調査から見える未来予想
第3章 Z世代とα世代の違い
 Z世代は“消費”している感覚がない
 「世代論」に関するよくある質問
 Z世代はヒューマン志向 α世代はヒューマニティー志向
 「失敗しない」ための情報探索行動に違い
 アカウント=コミュニティー 使い分けで自己表現も変化
 α世代は成果志向でコミュニティーをつくる
 企業はコンテクストをつくる存在に
 STPが通用しなくなる
対談3 企業は「ファンコミュニティー」ではなく「界隈」を

第4章 2030年代、消費とマーケティングはどう変わる?
 人口オーナス時代の到来で、社会が逆ベクトルに転換
 旧来のマーケティングメソッドが合理的でなくなっていく
 2024年、マーケティングの定義が34年ぶりに刷新
 消費がネガティブな時代に、マーケターはどうアプローチできるか
 プラスサムな社会をつくる新しい消費のかたち
 「生活者からお金をもらわない」ビジネスに機会あり
 SNS時代の新・購買モデル「EIEEB」とは
 EIEEBをマーケティングに生かすには
 Z世代が見る広告・嫌う広告
 α世代ではどのような購買モデルが見られそうか
 STPマーケティングから界隈マーケティングへ
 ネットワークの分散化により界隈コミュニティーが進歩
 ファンコミュニティーは有効か
対談4 AIがコミュニケーションを媒介する社会 企業が顧客とつながるには?
第5章 マーケターは“プラスサム”な社会をつくるエッセンシャルワーカー
 マーケティングは人の幸せに奉仕する仕事
 マーケターが「エッセンシャルワーカー」になるには
 新時代のマーケターに求められる5つの素養
 2030年代のビジネス機会
 新時代へのパラダイムシフトは案外早く見え始める
対談5 マーケターは「アート思考」と「メタ認知」を備えよ
著者略歴(小々馬 敦)
株式会社ブランドエンジニアリング 代表取締役 産業能率大学 経営学部 教授 産業能率大学大学院 総合マネジメント研究科 教授 日経広告研究所 客員 グローバルアドエージェンシーにて、FMCGブランドのマーケティング戦略支援を経てブランドコンサルティングの業界に転籍。インターブランドジャパンを経て、D.A.アーカーが副会長を務めるプロフェットの日本法人代表、マッキャングループのフューチャーブランドの代表取締役社長を歴任。多様な業界における無形資産価値経営、事業ポートフォリオ戦略、マーケティング、広報戦略を支援。 大学研究室の産学連携研究では、X・Y・Z・α世代の価値観と購買行動の調査を通して次世代マーケティングの進化を洞察し報告する「ミライ・マーケティング研究会」を(公社)日本マーケティング協会と共催。近年は「日経広告研究所報」「日経クロストレンド」などに寄稿多数。
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