『千年たっても変わらない人間の本質 日本古典に学ぶ知恵と勇気』の詳細情報

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タイトル 千年たっても変わらない人間の本質 日本古典に学ぶ知恵と勇気
サブタイトル
著者 [著者区分]山口仲美 [著・文・その他]
出版社 幻冬舎 レーベル
本体価格
(予定)
1000円 シリーズ 幻冬舎新書
ページ数 312p Cコード 0295
発売予定日 2024-05-29 ジャンル 一般/新書/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784344987326 判型 新書(B40)
内容紹介
実は性格が悪かった『竹取物語』のかぐや姫。夫への独占欲と嫉妬心にもがき苦しんだ『蜻蛉日記』の作者。華やかな女性遍歴ののち、人間の業に苦しみ、中年男性として成熟していく光源氏。『大鏡』が描く、胆力があり薄情な権力者・藤原道長。「どのみち死ぬなら、やってみる」というチャレンジ精神を思い起こさせてくれる『今昔物語集』の人々。人間の姿を生き生きと描き、千年たってもまったく色褪せることのない平安時代の文学作品は、現代の私たちに役立つ知恵と勇気の宝庫だ! 今をよく生きるための古典文学入門。
目次
著者略歴(山口仲美)
一九四三年生まれ。日本語学者。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。埼玉大学名誉教授。文化功労者。古典語から現代語までの日本語の歴史を研究。
とくに『犬は「びよ」と鳴いていた』(光文社)、『ちんちん千鳥のなく声は』(大修館書店)など、擬音語・擬態語の歴史的研究は、高く評価されている。論文「源氏物語の比喩表現と作者(上)(下)」で日本古典文学会賞、『平安文学の文体の研究』(明治書院)で金田一京助博士記念賞、『日本語の歴史』(岩波書店)で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。ほかに『日本語が消滅する』(幻冬舎)など多数の著書がある。また、「日本語に関する独創的な研究」が評価され、二〇二二年に日本学賞を受賞。二〇〇八年紫綬褒章、二〇一六年瑞宝中綬章を受章。
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