『皮膚外用剤の教科書』の詳細情報

皮膚外用剤の教科書
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タイトル 皮膚外用剤の教科書
サブタイトル
著者 [著者区分]大谷 道輝 [著・文・その他]
出版社 南山堂 レーベル
本体価格
(予定)
4000円 シリーズ
ページ数 285p Cコード 3047
発売予定日 2024-06-15 ジャンル 専門/単行本/医学・歯学・薬学
ISBN 9784525341718 判型 B5
内容紹介
皮膚外用剤は,薬剤ごとに基剤・添加物などが異なります.これらは使用感・相互作用・混合可否などに直結し,患者のアドヒアランス維持のために重要です.つまり,製剤学的特徴を捉えて処方・指導することが,疾患の早期治癒へとつながるのです.
本書は,皮膚外用剤の製剤学的知識を基礎から応用までを1冊にまとめました.ある製剤的な特徴が臨床ではどのような意味をもつかなど,臨床を意識したQ&Aに沿って解説しており,読んですぐ役立つ内容となっています.皮膚外用剤を処方する者,調剤する者,関わる全ての医療スタッフ必携の書籍です.


第1章 基剤と剤形
Q01 皮膚外用剤の剤形
皮膚外用剤のそれぞれの剤形の特徴は?
Q02 販売名と剤形
「ザーネⓇ軟膏」は軟膏ではない?
Q03 プロペト®の特性
プロペト®と白色ワセリンはどう違うの?  など

第2章 添加物
Q20 皮膚外用剤の添加物
添加物ってどんなものがあるの?
Q21 ラノリンによる接触皮膚炎
接触皮膚炎の原因のラノリンってなに?
Q22 乳化剤
乳化剤のHLBは臨床でどう活用すればいいの?  など

第3章 相互作用・副作用・禁忌/検査
Q29 皮膚外用剤の禁忌
薬剤別の使用禁忌を教えてください!
Q30 光線過敏症の原因薬剤を投与する際の指導
光線過敏症発現の可能性がある外用剤はどう説明する?
Q31 光線過敏症を引き起こしやすい薬剤
光線過敏症を引き起こしやすい薬剤の特徴はなんですか?  など

第4章 外用薬の吸収と生物学的同等性
Q36 皮膚外用剤の吸収と溶解度
主薬の濃度が2倍なら,吸収量も2倍?
Q37 皮膚外用剤の吸収➀
踵と頬は薬剤の吸収量が違うの?
Q38 皮膚外用剤の吸収➁
風呂上がりに湿布剤を貼るのはなぜ? など

第5章 適応と使い方
Q46 外用剤の指導
外用剤の指導に関する実態は?
Q47 軟膏の必要量
軟膏の至適な塗布量はどのくらい?
Q48 軟膏の塗り方
軟膏には3つの塗り方がある!? など

第6章 その他
Q72 皮膚にまつわる難読漢字
癰?癤?疣贅?
Q73 皮膚を乾燥させる内服薬に注意
皮膚を乾燥させる薬にはどのようなものがありますか?
Q74 スキンケア
患者さんへの「スキンケア」についてのアドバイスのポイントは? など

コラム
・水溶性基剤の特徴
・軟膏基剤の滅菌方法
・軟膏の誤飲,その対応は?
・温度と反応速度の関係  など
目次
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