『深掘り!紫式部と源氏物語』の詳細情報

深掘り!紫式部と源氏物語
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タイトル 深掘り!紫式部と源氏物語
サブタイトル
著者 [著者区分]中野幸一 [著・文・その他]
出版社 勉誠出版 レーベル
本体価格
(予定)
2400円 シリーズ
ページ数 256p Cコード 0095
発売予定日 2023-04-28 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784585390107 判型 46
内容紹介
『源氏物語』の作者として誰もがその名前を知っている紫式部。
彼女はいつ生まれていつ亡くなったのか、その生涯はどういうものであったのか、どのような性格で、どのような考えを持っていた人であったのか…。
『源氏物語』、『紫式部日記』、『紫式部集』などを中心に、系図や当時の記録類、交友関係や周囲の人々との交流などを参考にして、これまで具体的に明らかになっていなかった、紫式部の生涯と人間像を解明する。また、『源氏物語』を読む上で、知っておくとより物語が楽しめる、10のエッセンスも紹介。
平安文学研究・源氏物語研究の第一人者が、紫式部と源氏物語の魅力を余すところなく伝える。2024年大河ドラマをより楽しむための必携の一書!
目次
はじめに

第1部 深掘り!紫式部
[1]…従来の紫式部像
[2]…学才に対する自負
[3]…家系と家庭環境
[4]…娘時代の体験と性格
[5]…恋愛・結婚・出産・死別
[6]…具平親王家出仕の可能性
[7]…初出仕と伺候名
[8]…宮仕え生活と『源氏物語』
[9]…紫式部の思考と性格

第2部 深掘り!源氏物語
[1]…「桐壺」の巻は初めの巻?
[2]…「かざり」とは?
[3]…登場人物の消滅と再生
[4]…『源氏物語』の短文表現
[5]…『源氏物語』の遡及表現
[6]…草子地の諸相
[7]…『源氏物語』と貴族の生活習慣
[8]…『源氏物語』の擬作の巻々
[9]…古物語の型と『源氏物語』
[10]…古物語の合成発展―短編から長編へ―

紫式部年表
著者略歴(中野幸一)
中野幸一(なかの・こういち)
早稲田大学名誉教授。文学博士。専攻は平安文学。2011年瑞宝中綬章受章。
主な編著書に『物語文学論攷』(教育出版センター、1971年)、『うつほ物語の研究』(武蔵野書院、1981年)、『奈良絵本絵巻集』全12巻別巻3巻(早稲田大学出版部、1987~1989年)、『常用源氏物語要覧』(武蔵野書院、1995年)、『源氏物語古註釈叢刊』全十巻(武蔵野書院、1978~2010年)、『フルカラー 見る・知る・読む 源氏物語』(勉誠出版、2013年)、『ちりめん本影印集成 日本昔噺輯篇』(共編、勉誠出版、2014年)、『正訳源氏物語本文対照』全十冊(勉誠出版、2015~2017年)、『正訳紫式部日記本文対照』(勉誠出版、2018年)などがある。
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