『「アーサー王物語」に憑かれた人々 ~19世紀英国の印刷出版文化と読者 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
「アーサー王物語」に憑かれた人々 |
サブタイトル |
19世紀英国の印刷出版文化と読者 |
著者 [著者区分] | 不破 有理 [著・文・その他]
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出版社 |
慶應義塾大学出版会 |
レーベル |
慶應義塾大学教養研究センター選書 |
本体価格 (予定) |
700円 |
シリーズ |
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ページ数 |
156p
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Cコード |
0398 |
発売予定日 |
2023-04-06 |
ジャンル |
一般/全書・双書/外国文学、その他 |
ISBN |
9784766428872 |
判型 |
46変形 |
内容紹介 |
・アーサー王伝承の舞台裏に迫る!
・転機に関わった人々に着目し、いかにしてこの伝承が読み継がれてきたのかを読み解く。
はるか昔のイギリスを舞台としながらも、今なお新しい作品が登場し、人々を魅了し続けるアーサー王伝承の持つ魅力とはなにか。新たな書誌学的アプローチを通して、伝承の転機に関わった声なき人々の声を届ける。
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目次 |
はじめに
第1章 作者トマス・マロリーとは
第2章 『アーサー王の死』の誕生
第3章 『アーサー王の死』の出版競争第一幕――ウォルター・スコット対ロバート・サウジー
第4章 『アーサー王の死』の出版競争第二幕――ウィルクス版対ウォーカー版
第5章 『アーサー王の死』の出版競争第三幕――ファーニヴァル対ストレイチー
おわりに
文献紹介 |
著者略歴(不破 有理) |
慶應義塾大学経済学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。ウェールズ大学バンガー校アーサー王コース修士課程修了(MA)。専門はアーサー王文学、ウェールズ文化復興。主要著作に、『いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか――変容する中世騎士道物語』(共著、みずき書林、2019 年)、『ケルト文化事典』(共著、東京堂出版、2017年)、『旅の書物/旅する書物』(共著、慶應義塾大学出版会、2015 年)などがある。 |