『ゼロ・K』の詳細情報

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タイトル ゼロ・K
サブタイトル
著者 [著者区分]ドン・デリーロ [著・文・その他]
出版社 水声社 レーベル
本体価格
(予定)
3000円 シリーズ
ページ数 311p Cコード 0097
発売予定日 2023-06-23 ジャンル 一般/単行本/外国文学小説
ISBN 9784801007321 判型 46
内容紹介
生か、死か、死のない死か

アメリカの大富豪ロス・ロックハートは、難病に冒された愛する妻の身体を凍結し、未来の医療に託そうと目論んでいた。
プロジェクトに巨額を投じる父に招かれ、中央アジアの地下研究施設を訪れた息子ジェフリーが見たものとは……?
科学技術の進歩は肉体の復活と人類の更新、永遠への到達を約束しうるのか。
そして愛は絶対零度の世界でも生き長らえるのか。
極限状況において人間の限界を問う、異色の恋愛小説。

人体凍結による永遠の生の獲得、ロシア・ウクライナ問題、隕石落下による大災害、惑星規模で頻発するカタストロフィ、世界の終わり、歴史の超越によるアセンション……
これは予言の書か、希望の書か、黙示録か?
『ポイント・オメガ』と『沈黙』を架橋する後期デリーロの新たなる傑作長編、ついに翻訳完成!!
目次
第一部 チェリャビンスクの時代に
    アーティス・マーティノー
第二部 コンスタンティノフカの時代に

訳者あとがき
著者略歴(ドン・デリーロ)
1936年、ニューヨークに生まれる。アメリカ合衆国を代表する小説家、劇作家の一人。1971年、『アメリカーナ』で小説家デビュー。代表作に、『ホワイトノイズ』(1985年/邦訳=水声社、2022年)、『リブラ――時の秤』(1988年/邦訳=文藝春秋、1991年)、『マオⅡ』(1991年/邦訳=本の友社、2000年)、『アンダーワールド』(1997年/邦訳=新潮社、2002年)、『堕ちてゆく男』(2007年/邦訳=新潮社、2009年)、『ポイント・オメガ』(2010年/邦訳=水声社、2019年)などがある。
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