『もしも、くずし字が読めたなら』の詳細情報

もしも、くずし字が読めたなら
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タイトル もしも、くずし字が読めたなら
サブタイトル
著者 [著者区分]宮下拓三 [著・文・その他]
出版社 右文書院 レーベル
本体価格
(予定)
3600円 シリーズ
ページ数 312p Cコード 0095
発売予定日 2023-07-18 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784842108292 判型 A5
内容紹介
一般の入門書の半歩先を目指す中級編を兼ね備えた小説である。
入門編的地点から出発するものの、従来の入門編が終始してきた技術的内容は抑え、「くずし字を通して見えてくる世界の面白さ」という部分に着目している。
定年退職後の生き方が気になりだしている中高年を主人公にし、くずし字に興味を持ち、それを学ぶ中で、今まで知らなかったさまざまなこと、従前の交遊関係とは異なるさまざまな人と出会い、考えを巡らし深めていく、一種のビルドゥングスロマンとも言える。
目次
目 次
プロローグ
1 定家仮名遣い  (古文書講座 第一回)
2 小笠原流秘事  (古文書講座 第二回)
3 火付禁止の高札 (古文書講座 第三回)
4 寺子屋の教科書 (古文書講座 第四回)
5 赤穂浪士の遺書 (古文書講座 第五回)
間奏 
6 俳人・歌人の手跡 (古美術「狢」夏)
7 漢詩・漢籍    (古美術「狢」秋)
8 西園寺公望宛書簡 (古美術「狢」冬)
9 歌集の零本    (古美術「狢」春)
エピローグ 天の巻
エピローグ 地の巻
著者略歴(宮下拓三)
1956 年静岡県浜松市生まれ。静岡大学卒業。17 年にわたり静岡県内の高校で国語科教諭を務める。
1985 ~ 87 年中国浙江省・杭州大学日本語日本文学講師(文教専家)。
1998 ~ 2006 年桐原書店高校国語教科書編集委員。
現在は著述業。
著書に『徒然草全読解−助動詞の徹底考察にもとづく新評釈』『竹取物語助動詞解釈集成』(以上、右文書院)、『伊勢物語の助動詞』(いいずな書店)、『わかる・読める・解ける Key & Point 古文単語330』『Key & Pointみるみる覚える古文単語300 +敬語30』(以上、いいずな書店・共著)、『基礎から解釈へ 新しい古典文法』(桐原書店・共編著)、『三木卓の文学世界』(武蔵野書房)、『街が語った物語−文学で見る静岡』(静岡新聞社)、『日本人を生きる―評伝八木義德』(近代文芸社)、『漢文のある風景』(黎明書房)などがある。
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