『シャーンドル・マーチャーシュ ~地中海の冒険 ~ 』の詳細情報

シャーンドル・マーチャーシュ
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タイトル シャーンドル・マーチャーシュ
サブタイトル 地中海の冒険
著者 [著者区分]■ジュール・ヴェルヌ [著・文・その他]
■三枝大修 [翻訳]
出版社 幻戯書房 レーベル ルリユール叢書
本体価格
(予定)
3700円 シリーズ
ページ数 384p Cコード 0397
発売予定日 2023-05-18 ジャンル 一般/全書・双書/外国文学小説
ISBN 9784864882736 判型 46変形
内容紹介
「逃げるんだ、マーチャーシュ! 生きて、裏切り者に鉄槌をくだせ!」 ハンガリー独立運動の道半ばにして斃れた仲間たちから「裁き」の使命を託されたシャーンドル・マーチャーシュ伯爵。果たして彼は、奸智に長けた仇敵たちを捕らえることができるのか?――――『海底二万里』『八十日間世界一周』を凌駕し、ジュール・ヴェルヌの小説シリーズ〈驚異の旅〉の中でも最大級のスケールを誇る、狂瀾怒濤の海洋冒険物語。原著全五部のうち、下巻は、第三部第五章から第五部最終章までを収録。エッツェル版挿絵全点を掲載した新訳決定版。
目次
著者略歴(ジュール・ヴェルヌ)
(Jules Verne 1828–1905)
フランスの小説家。港町ナントに生まれる。1848年に法学部生としてパリに上京後、学位を取得するも代訴人であった父の事務所を継ぐことを拒否、文学修行に励む。1863年、前年に出会った出版者エッツェルの手で、長編第一作となる『気球に乗って五週間』が刊行される。以後、『地球の中心への旅(地底旅行)』『地球から月へ』『海底二万里』『八十日間世界一周』『神秘の島』等、世界中を舞台とした冒険小説の連作〈驚異の旅〉をエッツェル社から発表、SFの先駆けとなったほか、その遊戯的な形式性が二十世紀の主流文学にも影響を与えた。
著者略歴(三枝大修)
三枝大修(さいぐさ・ひろのぶ)
1979年、千葉県生まれ。ナント大学博士課程修了、博士(文学)。現在、成城大学経済学部教授。専門は近代フランス文学。共著に『モダニズムを俯瞰する』(中央大学出版部)、『フランス文学を旅する60章』(明石書店)、『ジュール・ヴェルヌとフィクションの冒険者たち』(水声社)。共訳書にミシェル・ビュトール『レペルトワールI』『レペルトワールII』(幻戯書房)、ミシェル・レリス『オペラティック』(水声社)、ジュール・ヴェルヌ『蒸気で動く家』(インスクリプト)などがある。
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