『ザ・ロング・グッドバイ』の詳細情報

ザ・ロング・グッドバイ
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タイトル ザ・ロング・グッドバイ
サブタイトル
著者 [著者区分]■レイモンド・チャンドラー [著・文・その他]
■市川亮平 [翻訳]
出版社 小鳥遊書房 レーベル
本体価格
(予定)
2600円 シリーズ
ページ数 460p Cコード 0097
発売予定日 2023-05-30 ジャンル 一般/単行本/外国文学小説
ISBN 9784867800188 判型 46
内容紹介
「本当に賢い人間は自分以外誰も騙さない」
生きづらい時代だからこそ、
フィリップ・マーロウの誠実な生き方が身にしみる。
ハードボイルド不朽の名作を新訳でお届けします。
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「チャンドラーの文章には特徴があり、描写が細かく、読むと映画の一シーンを見るようにその情景が彷彿としてくる。その一方、記述を省くことがままある。つまり文章によって極端な粗密があるのだ。だから粗の部分をそのまま訳しても、ときとして意味不明になる。これが訳者として頭の痛いところだ。そこで本訳ではそのような場合、原文に一言加えて意味を明瞭した、補助線だ。」(「訳者あとがき」より)
◉本訳には、より楽しく作品を読んでもらうために、ロスアンジェルスの地図や登場人物たちの邸宅の見取り図など、数点の挿し絵が入っています。
目次
主な登場人物
参考地図
ザ・ロング・グッドバイ
訳者あとがき
著者略歴(レイモンド・チャンドラー)
Raymond Chandler
1888年シカゴ生まれの小説家・脚本家。
12歳で英国に渡り帰化。24歳で米国に戻る。作品は多彩なスラングが特徴の一つであるが、彼自身はアメリカン・イングリッシュを外国語のように学んだ、スラングなどを作品に使う場合慎重に吟味なければならなかった、と語っている。なお、米国籍に戻ったのは本作『ザ・ロング・グッドバイ』を発表した後のこと。
1933年にパルプ・マガジン『ブラック・マスク』に「脅迫者は撃たない」を寄稿して作家デビュー。1939年には長編『大いなる眠り』を発表し、私立探偵フィリップ・マーロウを生み出す。翌年には『さらば愛しき女よ』、1942年に『高い窓』、1943年に『湖中の女』、1949年に『かわいい女』、そして、1953年に『ザ・ロング・グッドバイ』を発表する。1958 年刊行の『プレイバック』を含め、長編は全て日本で翻訳されている。1959年、死去。
著者略歴(市川亮平)
市川亮平=東京都出身。横浜国立大学工学部卒業後、NECにて半導体製造装置開発設計、パーソナルコンピュータ開発設計に携わる。
訳書にマーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』(小鳥遊書房、2022年)がある。
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