『影響の解剖 ~生き方としての文学 ~ 』の詳細情報

影響の解剖
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タイトル 影響の解剖
サブタイトル 生き方としての文学
著者 [著者区分]■ハロルド・ブルーム [著・文・その他]
■有泉学宙 [翻訳]
■高橋公雄 [翻訳]
■清水英之 [翻訳]
出版社 小鳥遊書房 レーベル
本体価格
(予定)
3800円 シリーズ
ページ数 560p Cコード 0098
発売予定日 2023-07-31 ジャンル 一般/単行本/外国文学、その他
ISBN 9784867800201 判型 A5
内容紹介
文学の迷宮に誘う終わりなき影響の連鎖
シェイクスピアは法律であり、ミルトンは教育であり、ブレイクとホイットマンは予言者である。
読んで、また読んで、説明し、評価し、正しく理解する、それが現在での文学批評の技術である。
「闘争」を鍵語に、文学を横断する影響関係を探る。
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【目次】
序文

第一章 批評という私の研究に関する見解

文学への愛/崇高な不可思議/精神が精神自体へ及ぼす影響

第二章 創始者、シェイクスピア
シェイクスピアの登場人物/ライバル詩人――『リア王』/シェイクスピアの省略――『テンペスト』/幾多の様式における所有――『ソネット集』/『ハムレット』と知る技術/ミルトンのハムレット/ジョイス・・・ダンテ・・・シェイクスピア・・・ミルトン/ジョンソン博士と批評の影響

第三章 懐疑的崇高

エピキュロスの影響についての不安―ドライデン、ペイター、ミルトン、シェリー、テニスン、ホイットマン、スウィンバーン、スティーヴンズ/レオパルディのルクレティウス的逸脱/シェリーの継承者たち――ブラウニングとイェイツ/誰の炎の条件なのか? メリルとイェイツ

第四章 ホイットマンと黄昏の国におけるヨーロッパの死

エマソンと今後書かれるべき詩/ホイットマンの割り符/死と詩人―ホイットマン熱愛者の退潮/ロマン的自我/核心の近くに――ロレンスとホイットマン/炎の手―ハート・クレインの壮麗さ/ホイットマンの放蕩息子たち――アシュベリー、アモンズ、マーウィン、ストランド、チャールズ・ライト

むすび

訳者あとがき
訳註
索引
目次
序文

第一章 批評という私の研究に関する見解

文学への愛/崇高な不可思議/精神が精神自体へ及ぼす影響

第二章 創始者、シェイクスピア
シェイクスピアの登場人物/ライバル詩人――『リア王』/シェイクスピアの省略――『テンペスト』/幾多の様式における所有――『ソネット集』/『ハムレット』と知る技術/ミルトンのハムレット/ジョイス・・・ダンテ・・・シェイクスピア・・・ミルトン/ジョンソン博士と批評の影響

第三章 懐疑的崇高

エピキュロスの影響についての不安―ドライデン、ペイター、ミルトン、シェリー、テニスン、ホイットマン、スウィンバーン、スティーヴンズ/レオパルディのルクレティウス的逸脱/シェリーの継承者たち――ブラウニングとイェイツ/誰の炎の条件なのか? メリルとイェイツ

第四章 ホイットマンと黄昏の国におけるヨーロッパの死

エマソンと今後書かれるべき詩/ホイットマンの割り符/死と詩人―ホイットマン熱愛者の退潮/ロマン的自我/核心の近くに――ロレンスとホイットマン/炎の手―ハート・クレインの壮麗さ/ホイットマンの放蕩息子たち――アシュベリー、アモンズ、マーウィン、ストランド、チャールズ・ライト

むすび

訳者あとがき
訳註
索引
著者略歴(ハロルド・ブルーム)
ハロルド・ブルーム(Harold Bloom)
1930年7月、アメリカ合衆国ニューヨーク市ブロンクスに生まれる。1955年よりイェール大学で教鞭をとり、1988年にはニューヨーク大学ベルグ教授(冠教授)を兼任した。2019年10月コネチカット州ニューヘブンで死去(89歳)。
著書:The Anxiety of Influence, 1973. 『影響の不安―詩の理論のために』、小谷野敦、アルヴィ宮本なほ子訳、2004年。A Map of Misreading, 1975. Kabbalah and Criticism, 1975. 『カバラーと批評』、島弘之訳、1986年。Agon: Towards a Theory of Revisionism, 1982. 『アゴーンー〈逆構築批評〉の超克』、高市順一郎訳、1986年。Ruin the Sacred Truths: Poetry and Belief from the Bible to the Present, 1989. 『聖なる真理の破壊:旧約から現代にいたる文学と信』、山形和美訳、1990年。
著者略歴(有泉学宙)
有泉学宙(ありいずみ のりおき)1940年生まれ。立教大学大学院文学研究科修士課程修了。静岡県立大学名誉教授。
訳書、テリー・イーグルトン(共訳)『マルクス主義と文芸批評』(国書刊行会、1987)、テリー・イーグルトン(共訳)『人生の意味とは何か』(彩流社、2014)、トマス・E・ポーター(共訳)『神話と現代アメリカ演劇』(国書刊行会、1997)、スコット・マクミラン(有泉訳)『ドラマとしてのミュージカル』(彩流社、2015)、単著、『アフリカ系アメリカ人演劇の展開』(鼎書房、2004)、『人と文学・アーサー・ミラー』(勉誠出版、2005)他。
著者略歴(高橋公雄)
髙橋公雄(たかはし きみお)、文学博士(Litt. D.)。専門は英文学、批評理論、比較文学。元日本大学国際関係学部教授。共著として、『明治の国際化を構築した人々』(多賀出版、1992)(「異文化との相克―馬場辰猪」を執筆)、『思考する感覚―イギリス・アメリカ文学のコンテクストから』(国書刊行会、1996)(「ゴールディングにおける悪について」)、『比較文学の地平―東西の接触』(時潮社、2000)(「日本におけるソネット―詩形の定着と発展」)、『比較文学の世界』(南雲堂、2005)(「エグザイルの文学」)。共訳者として、『マルクス主義と文芸批評』(国書刊行会、1987)、『人生の意味とは何か』(彩流社、2007)がある。
著者略歴(清水英之)
清水英之(しみず ひでゆき)
1952年生まれ。学習院大学博士課程満期退学。元静岡英和学院大学人間社会学部教授
共訳書にテリー・イーグルトン『マルクス主義と文芸批評』(国書刊行会、1987)、 『人生の意味とは何か』(彩流社、2013)などがある。
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