『後西遊記』の詳細情報

後西遊記
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タイトル 後西遊記
サブタイトル
著者 [著者区分]寺尾善雄 [翻訳]
出版社 秀英書房 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ 中国古典文学シリーズ
ページ数 312p Cコード 0097
発売予定日 2023-04-06 ジャンル 一般/単行本/外国文学小説
ISBN 9784879571519 判型 46
内容紹介
玄奘(げんじょう)三蔵(三蔵法師)が持ち帰った真教は難解で、
解釈の誤りから仏教は堕落し、世相は乱れた。時の高僧・大顚(だいてん)、
二代目孫悟空の石猿孫履真、猪八戒の子、猪一戒、沙悟浄の弟子、沙弥(さみ)
の四人は、経の真解を求めて再び西天へと旅立つ。
神魔小説の醍醐味を十二分に伝え、痛快極まる『西遊記』の続篇。
目次
一. 石猿孫履真の誕生
二. 仙術の修行に旅立つ
三. 地獄へ押しかけて閻魔大王をへこます
四. 天宮を騒がして悟空にたしなめられる
五. 仏教の堕落を嘆く三蔵と悟空
六. 半偈、西天への取解を命ぜられる
七. 半偈と履真の二人、いよいよ出発
八. 猪九. も仲間に
九. 一戒、親父の熊手を取りもどす
一〇. 欠陥大王を退治
一一. 沙弥も加わって一行は四人に
一二. 解脱大王を逆に解脱させる
一三. 鎮元大仙とに人参果
一四. 先祖と間違えられて、ひどい目に
一五. ペンは剣よりも強し
一六. 女にモテてモテて
一七. 妖怪を騙し討ち
一八. 造化、小児にやり込められる
一九. 大ハマグリの胃の中へ
二〇. 東風は西風を圧する?
二一. 最後の四難に大弱り
二二. 首尾よくお釈迦様の面前へ
著者略歴(寺尾善雄)
一九二三年(大正一二年)岡山県生まれ。作家、中国文学研究家。東京外国語学校
(現東京外語大学)中国語文学科卒業。岡山日々新聞社、産経新聞東京本社、
秋田書店に勤務。一九八七年(昭和六二年)没。
著訳書に『後三國演義』、『水滸後伝』(以上、秀英書房)、『中国文化伝来事典』、
『中国故事物語』(以上、河出書房新社)、『諸葛孔明の生涯』、『知略の人間学』
『貞観政要に学ぶ』(以上、三笠書房)ほか多数。
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