『日本の公立図書館の所蔵 ~価値・中立性・書籍市場との関係 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
日本の公立図書館の所蔵 |
サブタイトル |
価値・中立性・書籍市場との関係 |
著者 [著者区分] | 大場 博幸 [著・文・その他]
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出版社 |
樹村房 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
4500円 |
シリーズ |
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ページ数 |
288p
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Cコード |
3000 |
発売予定日 |
2024-04-17 |
ジャンル |
専門/単行本/総記 |
ISBN |
9784883673872 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
19世紀半ばの北米において現代的な公立図書館が設置されたその時から現在の日本に至るまで,資料選択をめぐる議論は連綿と続いてきた。しかしながら,過去に主張されてきた理論に沿って蔵書が実際に形成されてきたかどうかについては,十分に検証されてきたとは言い難い。 本書は量的アプローチを用いて公立図書館の平均的な蔵書傾向を探り,その所蔵が書籍市場へ与える影響について考察している。図書館情報学研究者のみならず,図書館・行政・出版関係者等にも有益な知見を提供する。
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目次 |
1.公立図書館の所蔵の論点 2.雑誌と新聞(1):需要と所蔵 3.雑誌と新聞(2):優先される属性・排除される属性 4.教養新書:需要とシリーズ 5.一般書籍(1):館種別の所蔵傾向 6.一般書籍(2):カテゴリ別の所蔵の多寡 7.意見対立のある主題(1):郵政民営化と靖国神社 8.意見対立のある主題(2):集団的自衛権 9.図書館と書籍市場(1):所蔵と古書価格 10.図書館と書籍市場(2):新刊文芸書の販売部数 11.図書館と書籍市場(3):パネルデータによる検証 12.結論 |
著者略歴(大場 博幸) |
1973年愛知県小牧市生まれ。2002年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程図書館・情報学専攻単位取得満期退学。以降,専業非常勤講師職,2008年常葉学園短期大学講師(図書課長兼任),2013年文教大学文学部准教授を経て,2018年より日本大学文理学部に着任。2021年より教授。 |