『知能犯の時空トリック』の詳細情報

知能犯の時空トリック
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タイトル 知能犯の時空トリック
サブタイトル
著者 [著者区分]■紫金陳 [著・文・その他]
■阿井幸作 [翻訳]
■紫金陳 [著・文・その他]
出版社 行舟文化 レーベル 官僚謀殺シリーズ
本体価格
(予定)
1500円 シリーズ
ページ数 330p Cコード 0097
発売予定日 2023-03-26 ジャンル 一般/単行本/外国文学小説
ISBN 9784909735133 判型 B6
内容紹介
官僚を殺すだけでなく、官僚組織自体を翻弄する犯罪者。倒叙ミステリとしては珍しいほど大規模な犯罪計画に圧倒された。
―― 文芸評論家 千街晶之

硬直した社会システムへの風刺に満ちた、まったく新しい倒叙ミステリー。名刑事と天才的殺人者との息詰まる対決!
―― 作家 大倉崇裕

計画停電の夜、県検察院のトップが殺害された。周囲の監視カメラがシャットダウンする間隙を突いた犯行。唯一の目撃証言が指し示した容疑者は――地域の人々から愛されるベテラン警官・葉援朝だった。葉には愛娘を有力政治家の息子に轢き殺されながら、示談に甘んじ揉み消しに協力させられた過去があった。被害者の検事長は、事件隠蔽の調整役のひとりだった。
葉への内偵が慎重に進められる中、新たな死者が出る。人民法院の裁判長が、自宅マンションで上階から落下した敷石材の直撃を受けたのだ。不幸な偶然が重なった事故死と思われたが、捜査責任者の高棟は現場の些細な痕跡から、力学の知識に長けた人物による計画犯罪を疑う。葉援朝の背後には、彼を伯父と慕うエリート校の物理教師の影があった――前作『知能犯之罠』を上回る狡猾な計画犯と捜査陣の頭脳戦、その果てにある壮絶な人間ドラマに刮目せよ!
目次
著者略歴(紫金陳)
紫金陳:
中国の名門大学の一つ、浙江大学卒業。二〇〇七年にデビュー。十数作品の小説を発表している人気作家。代表作の「官僚謀殺」及び「推理の王」シリーズは、人々の琴線に触れるストーリー展開に加え、社会問題に深く鋭く切り込み、周到な謀殺計画とその遂行をスリリングに描いた作品で、独特なスタイルのミステリーになっている。現在、多くの作品が映像化されている。
著者略歴(阿井幸作)
阿井幸作:
北海学園大学卒業。中国北京市の中国人民大学に語学留学してから今日まで北京市暮らし。留学中に中国のミステリー小説などに興味を持ったことがきっかけで、今はライターや翻訳者としても活動中。訳書に九把刀『あの頃、君を追いかけた』(泉京鹿と共訳・講談社)、紫金陳『知能犯之罠』(行舟文化)、宝樹『時間の王』(稲村文吾と共訳・早川書房)、周浩暉『邪悪催眠師』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、孫沁文『厳冬之棺』(早川書房)。
著者略歴(紫金陳)
紫金陳:
中国の名門大学の一つ、浙江大学卒業。二〇〇七年にデビュー。十数作品の小説を発表している人気作家。代表作の「官僚謀殺」及び「推理の王」シリーズは、人々の琴線に触れるストーリー展開に加え、社会問題に深く鋭く切り込み、周到な謀殺計画とその遂行をスリリングに描いた作品で、独特なスタイルのミステリーになっている。現在、多くの作品が映像化されている。
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