『産婦人科#MeToo』の詳細情報

産婦人科#MeToo
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タイトル 産婦人科#MeToo
サブタイトル
著者 [著者区分]■イ・ウネ [著・文・その他]
■大島 史子 [翻訳]
■早乙女 智子 [監修]
■沢部 ひとみ [解説]
出版社 アジュマ レーベル
本体価格
(予定)
1200円 シリーズ ajuma books
ページ数 160p Cコード 0098
発売予定日 2023-06-05 ジャンル 一般/単行本/外国文学、その他
ISBN 9784910276144 判型 新書(B40)
内容紹介
韓国発・レズビアンによる「産婦人科#MeToo」!
産婦人科で「性経験はありますか」って聞かれたとき、レズビアンはどう答えるべき…?
「あの椅子」については言いたいことがたくさんある!
「処女膜が破れても病院を訴えません」??
そもそも、「産婦人科」って名称からしてどうなの?
20代レズビアン・フェミニストの著者イ・ウネが、「産婦人科」をテーマに同じく20代レズビアン/バイセクシュアルの女性たちにインタビューして書かれた本書。
レズビアンに限らず多くの女性たちにとって「行きづらい」産婦人科から、男性中心社会の弊害が見えてくる。著者とインタビュイーたちの鋭い考察は、韓国のみならず日本の状況にも大いに当てはまるだろう。
目次
産婦人科#MeToo もくじ

プロローグ 苦手なのは私だけ? 「産婦人科」? チョ=パク・ソニョン

はじめに  性関係? 経験? ありますか?

第1部 訪問と検査
 差別しない「よい」病院を探しています
 性関係の経験がありますか?
 ストップウォッチと歩数計のセックス
「屈辱椅子」ではなく「診療椅子」

第2部 女性の体
 処女膜念書
 本物の女性
 自分の体を知らない女たち
 NO 産婦人科、YES 女性医学科
 行き場のない女性たち

おわりに どこからどこへ行くのかわからない者たち
 悩みも会話も情報も、率直に正確にわかち合いたくて

感謝の言葉
参考文献

日本の読者のみなさんへ イ・ウネ
訳者あとがき 大島史子
解説 早乙女智子
解説 沢部一実
著者略歴(イ・ウネ)
イ・ウネ 이은해 Lee Eunhae
レズビアンフェミニスト。韓国放送芸術総合学校放送映像科卒業。2021年、卒業式(第17回)兼定期上映会で上映されたドキュメンタリー「破っちゃっていい?」を制作。この作品と同様に「産婦人科」をテーマに、レズビアンたちにインタビューした原稿が本書となった。女性を愛する女性であることを隠さなくてもいい世の中に生きたいと活動している。主な作品は、短編ドキュメンタリー「不思議なレズのお葬式」を監督し、2022年ソウル国際女性映画祭(SIWFF=シウフ)でシウフ賞受賞(公開予定)。
著者略歴(大島 史子)
イラストレーター、漫画家。「ラブピースクラブ」コラムサイトでフェミニズムエッセイ
漫画「主人なんていませんッ!」を連載。
著者略歴(早乙女 智子)
早乙女智子 Tomoko Saotome
産婦人科医。1961年生まれ。筑波大学医学専門学群卒業。京都大学大学院博
士。国立国際医療センターにて研修医、レジデント終了。2020年から神奈川県
立足柄上病院産婦人科医師。専門はセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス・ライ
ツ、人口問題。性別にかかわらず誰もが自分らしく健康的に生きることをサポート
する医療、中絶を含めた「妊娠出産関連費用の無償化」を目指す。日本性科学
会副理事長、認定セックスセラピスト。著書に、『LOVE・ラブ・えっち』(共著、保
健同人社刊)、『女の子が大人になるとき』 (少年写真新聞社刊)、『保健体育の
おさらい』(自由国民社刊)などがある。https://saotometomoko.com/
著者略歴(沢部 ひとみ)
沢部 ひとみ Hitomi Sawabe
1970年代、この国の女性同性愛者が「病気」で「ポルノ」だった時代に、アメリカ
でレズビアンフェミニストに出会う。以来、この異性愛男性優位社会で、女が女を
愛し、女と生きることの意味を追究してきた。主著に『女を愛する女たちの物語』
『百合子、ダスヴィダーニヤ 湯浅芳子の青春』。2007年に開いた「パフスクー
ル」では、若い仲間と自己開示と対話の方法を学び一方、トークイベント「日本L
ばなし」を開催し、多様なレズビアンの群像を描き、過去・現在・未来をつなぐ活
動に励んでいる。
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